静岡県交通基盤部の発注業務・工事一覧

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期 間 2023/06/08~2024/03/18
本業務は、二級河川江尾江川において、護岸詳細設計と築堤区間における新設堤防の安定解析を実施したものである。護岸詳細設計では、積み護岸区間における護岸工法を検討した。護岸工法は、背後地の利用形態を考慮し、コンクリートブロック積、かごマット護岸、石積工法について比較検討を行い、施工性・経済性に優れるコンクリートブロック積を採用した。護岸工計画区間の基礎地盤は軟弱地盤となっていることから、基礎工の検討を行った。基礎工法は、置き換え(コンクリート)、浅層改良、矢板基礎による比較検討を行い、施工性・経済性に優れる置き換え(コンクリート)を採用した。また、築堤区において、軟弱地盤に築堤盛土を施工することから、盛土による堤体法面滑りや堤体の沈下について安定解析を実施した。検討の結果、法面滑りは安定条件を満足できるものの、沈下については0.3mを超える沈下が発生する結果となった。そのため、対策工法としてプレロード工法、浅層改良工法、サンドドレーン工法により比較検討を実施し、施工性・経済性に優れるプレロード工法を採用した。また、護岸工は東電鉄塔に近接することから、関係機関協議を実施した。
期 間 2023/10/13~2024/03/22
本業務は、静岡県島田土木事務所が管理する片持ち式の付属物について、損傷及び変状を早期に発見し、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るための効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的として、道路案内標識の詳細点検を実施したものである。調査を実施した道路案内標識柱は90基、道路案内標識台帳作成は122基である。施設の健全性の診断結果は、健全(I):41 基、予防保全段階(II):82 基、早期措置段階(III):I基と判定し、緊急措置段階(IV)は無かった。
期 間 2023/06/22~2024/03/22
一般県道原里大池線の山側斜面で発生した地すべり災害を対象に現地踏査、地すべりの機構解析、対策工法比較検討、対策工詳細設計、施工計画検討を実施した。現地踏査では、発災以降変状の進行が認められないことを確認した。機構解析では、別業務の地質調査結果や観測結果も踏まえ、地すべり断面形状やブロック範囲を設定した。また、地形的、地質的着目点から地すべり発生の素因を推定し、地すべり発生の誘因として「降雨による地下水位の上昇」を推定した。対策工法比較検討では、本調査地に適応可能な対策工案を3案立案し比較検討した結果、経済性の観点からグラウンドアンカー工と横ボーリング工を主たる対策工として選定した。詳細設計では、グラウンドアンカー工の受圧板として現場打受圧板を選定し、水路工、舗装工、かご工等の地すべりにより破損した道路付帯構造物の設計を行った。施工時に地すべりの安定性を確保するため、横ボーリング工の先行実施や地すべり末端域に仮設押え盛土を設置するなどの施工計画を立案した。設計成果をもとに電算帳票(データリスト)を作成した。調査結果をとりまとめ、有識者、国土交通省防災課の関係機関協議資料を作成した。
期 間 2023/03/24~2024/03/19
本業務では、検討対象である浜名港背割導流堤(消波ブロック傾斜堤)の定期点検の結果、消波ブロックの沈下等が確認されたことから、地盤の洗堀及び沈下等への対策として、導流堤の改良設計を行うものである。あわせて隣接する灯台を移設するための灯台基礎を設計した。更新された潮位条件や沖波条件を元に波浪変形計算を実施して、設計外力を設定し最新の地形条件を反映した。導流堤は洗堀が確認されている先端部に洗堀防止のための基礎マウンドを設置した。また、堤頭部の消波ブロック重量が新しい波浪条件に対して不足していることが判明したため、既設の4t消波ブロックよりも重い10t消波ブロックを設置して対策を行った。灯台基礎は過年度設計で経済性の観点から決定していた導流堤先端に方塊ブロック式混成堤を設置する案を採用した。使用できる作業船を考慮した上で、施工性を踏まえて方塊ブロック式混成堤の構造諸元を決定した。施工計画は周辺漁業関係者の希望する施工不可期間を踏まえて設定した。
期 間 2022/07/14~2024/03/22
本業務は、口坂本No.2地すべり防止区域にて、地すべり地外からの地下水排除工として、排水トンネル工の予備設計を行った。口坂本No.2地すべりは、地すべり中腹~末端にトンネル施工上リスクとなる蛇紋岩が分布しているため、本排水トンネルルートは、蛇紋岩を避け、蛇紋岩境界とすべり面の上部の範囲で賦存する地下水を排除する位置に計画した。地すべり三次元モデルを作成し、すべり面や地質分布、地下水位分布を立体的に確認し、合理的なトンネルルートの検討を行った。また、令和5年9月の台風15号に伴う豪雨後の現地踏査により、地すべり下流側にも不安定な地すべりブロックや新しい崩壊が確認されたため、坑口・工事用道路の位置を見直した。トンネル断面を地すべり地内の全断面を集水室断面とし、集水ボーリングは櫛状に並列配置する方針ことにより、効果的な水抜き施工が可能となる計画とした。このほか、本排水トンネルに適した換気検討、坑門工設計、諸設備検討、概略施工設備計画、排水施設検討、工事用道路予備設計を実施した。また、今後の総合解析や詳細設計に向けて留意事項をとりまとめ、追加調査や事業の対応方針を整理した。
期 間 2022/09/28~2024/03/21
本業務は、焼津市吉永地内における(主)焼津榛原線の道路詳細設計および情報ボックス詳細設計業務である。計画箇所は広域的な交通ネットワークを形成する志太東幹線を構成する一部であり、4車線化と歩道の整備により、国道150号の渋滞解消と、安全でスムーズな交通の確保を目的としている。現道は焼津市が(市)0202号線として管理しており、今後の整備に合わせて(主)焼津榛原線→(国)150号として管理していく計画となっている。また、事業区間は、志太東幹線として昭和47年に都市計画決定(25m/4車線)された道路であることから、これを基に道路計画を行う。
期 間 2023/09/15~2024/03/22
静岡県が管理する道路付属物について点検を行い、変状を早期に発見するとともに、対策の要否を判定することにより、道路利用者及び第三者被害のそそれのある事故を防止し、安全かつ円滑な道路交通の確保を図ることを目的とする。
期 間 2023/09/15~2024/03/18
本業務は、過年度に実施された道路橋定期点検において、健全度区分3判定(早期措置段階)となった、後藤橋、風早橋、大野橋の3橋について、アセットマネジメントの観点から橋の長寿命化を目指すものである。生活道路の重要構造物として地域生活に密着した重要なこれらの橋について、安全で安心な地域交通を確保することを目的とした橋梁補修設計業務である。
期 間 2022/12/13~2024/03/22
(都)焼津広幡線は、国道150号と新東名高速道路藤枝岡部ICを結ぶ主要幹線道路である。東名高速道路焼津IC交差点付近から藤枝市との境までの約900m区間は、2車線道路で、混雑度が高く、激しい渋滞が発生していることから、4車線に拡幅する事業実施している。東名高速道路との交差部では中日本高速道路株式会社に工事委託し令和5年12月を工期に函渠工事を行っており、工事完了後は、函渠工事の前後取合区間の工事を県が施工する計画である。本業務では、NO.0~NO.18までの区間について、東名函渠工事からの仮設構造物等の引継ぎ施設を踏まえた、道路の修正設計および各種取合構造物の詳細設計を行うとともに、工事の施工順序を整理し、令和6年度工事のための発注準備を行った。
期 間 2023/02/07~2024/03/22
本業務は、令和3年7月豪雨により被災した一級河川狩野川水系黄瀬川を渡河する黄瀬川大橋の災害復旧に伴う架け替えについて、新設橋梁詳細設計(3径間連続プレビーム桁橋L=100.0m、W=18.8m)および旧橋撤去設計(3径間単純鋼鈑桁橋、仮設組立式下路ワーレントラス橋)を実施したものである。河川橋のため護岸法線に平行として、斜角をA1橋台70°、A2橋台80°、また、河川曲線部のため流況解析より流下方向を設定し、橋脚77°とした。上部工形式は、橋梁前後の県道嵩上げに制限があり、また、黄瀬川に対して桁下余裕高を確保する必要があることから、基準径間長が確保でき上部工桁高を抑えた計画とした。下部工形式は、橋台が逆T式橋台(場所打ち杭基礎)、橋脚は河川内であるため小判型の壁式橋脚(場所打ち杭基礎)とした。施工計画では、市街地で陸上のヤード設置が困難なため、河川内に大型土のうによる仮締切および鋼矢板土留工法にてヤードを確保した。上部工架設では、橋脚施工時の河川内ヤードを活用し、クレーン架設とした。不等流計算により施工時流量を確保した。A1橋台施工時に堤防道路の通行を確保するため取付道路設計を行った。