期 間
2025/03/28~2025/07/31
本業務は、「令和6年度[第36-V4480-01号]焼津漁港自然災害防止対策に伴う小川地区高潮対策施設基本設計業務委託」の設計成果を参考に、小川地区高潮対策施設の実施設計を行ったものである。
対象施設は、防護壁(L=173.8m;開口施設含む)及び開口施設(N=2基)の新設、排水施設等の復旧であり、本業務では工事実施に必要な図面及び数量計算書を作成した。
過年度基本設計では、岸壁背後となる防護壁A区間についてはL型擁壁、護岸背後となる防護壁B区間については重力式擁壁が構造形式として選定されている。
本設計では、L型擁壁の細部設計や防護壁を設置することにより、敷地内の排水が阻害されることから、排水施設の設計を行った。また、防護壁A区間の一部については、漁協敷地内の給水タンク基礎とL型擁壁が干渉するため、自立矢板式構造に変更した。なお、漁協敷地内に埋設されている給水管については、L型擁壁つま先版と干渉するため、影響のない位置に移設することとした。
期 間
2024/11/19~2025/07/31
本業務は、静岡市清水区小島町に位置する急傾斜地崩壊危険区域「小島無東坂」において発生した市道小島但沼線の崩壊に対する復旧詳細設計について報告する。当該市道は斜面中腹に位置し、平成30年3月7日の切土掘削時に降雨の影響で高さ約30m、幅20m、崩壊厚さ2m程度の斜面崩壊が発生し、市道(L=20m)も同時に被災した。復旧計画では、過去の検討における特殊材料採用、大規模仮設、周辺斜面安定対策に伴うコスト増大が課題であった。当初の道路敷内復旧案から、地権者協議による山側民地活用が可能となったことで、経済的かつ合理的な再検討を実施。その結果、工事費を抑えられる山側拡幅案を採用した。拡幅時の切土勾配は現地状況を考慮し1:0.8とし、施工時の斜面崩壊リスクを抑制。切土後の斜面安定解析に基づき、吹付枠工(□300×300@2000×2000)と鉄筋挿入工(D19-L=3.50m)を組み合わせた切土補強土工を採用した。施工ルートは現道活用を基本とし、最低必要幅員2.5mに満たない箇所は山側へ1:1.2勾配で切土を行い、施工性を確保した。
期 間
2025/03/12~2025/07/21
二級河川布沢川では、河道断面の確保を目的とした河川改修事業を実施しており、令和6年度には下田橋架け替えに関する詳細設計業務が実施されたところである。
本業務は、下田橋の架け替えに伴い撤去する既設橋梁において、橋梁撤去設計を実施するものである。
期 間
2025/01/15~2025/06/30
清水港新興津地区「小型船だまり」整備事業の継続にあたり、事業の再評価を行うための基礎資料を作成するものである。
本業務は、便益、費用、事業の進捗、コスト縮減の観点から、令和7年度以降の事業の必要性についての検討に資する調査を実施することを目的とする。
期 間
2024/12/03~2025/06/30
清水港海岸日の出地区の津波対策緊急事業は、令和3年度に事業着手し、津波や高潮から背後施設を防護するための海岸保全施設の改良を実施しており、令和7年度に事業着手から5年が経過することから、今後の事業に必要性について検討を行う必要がある。
本事業については、静岡県第4次地震被害想定結果から、「静岡県交通基盤部、くらし・環境部、文化・観光部所管公共事業再評価実施要鋼」に基づき、令和7年度に事業再評価を行う必要がある。
本業務は、令和7年度以降の事業の必要性について、便益、費用、事業の進捗、コスト縮減等の視点から事業便益の算定を行い、事業再評価に必要となる資料の作成を行うことを目的とする。
期 間
2024/12/05~2025/06/30
熱海港海岸多賀地区の高潮対策事業は、令和3年度に事業着手し、津波や高潮から背後施設を防護するための海岸保全施設の改良を実施している。
本事業については、事業着手から5年が経過することから、「静岡県交通基盤部、くらし・環境部、文化・観光部所管公共事業再評価実施要鋼」に基づき、令和7年度に事業再評価を行う必要がある。
本業務は、令和7年度以降の事業の必要性について、便益、費用、事業の進捗、コスト縮減等の視点から事業便益の算定を行い、事業再評価に必要となる資料の作成を行うことを目的とする。
期 間
2024/12/11~2025/06/30
本業務は、白石防波堤延伸計画のうち、防波堤堤頭函の基本設計及び細部設計を実施するものである。
伊東港白石地区にある白石防波堤は、平成10年度に配置計画(総延長417.5m)を決定し、平成16年度に完成した。しかし、完成後これまでに港内の浮桟橋が被災を受けるなど、十分な静穏度が確保できていない状況にあり、平成27年度に激浪時の設計波高50年確率波とし、これに対して所要の静穏度(0.5m)が確保できるように防波堤延伸(延伸長L=66.0m)の基本設計と標準函の細部設計を実施した。また、既設防波堤と延伸防波堤との接続部となる異形函の細部設計は、平成28年度に実施しており、工事実施済みである。
本設計においては、標準函の基本断面をもとに、「ケーソン式混成堤(フーチングあり・摩擦増大マットあり)」の安定性の照査を実施した。なお、細部設計では設計計算まで行い、設計図面作成は含まない。
期 間
2024/11/26~2025/06/30
本業務は、静岡市葵区中ノ郷地先の一級河川安倍川支川村上沢において、砂防堰堤予備設計(N=1基)を行うものである。予備設計の実施に際しては、既存資料を把握し、現地測量結果、各諸条件、関連計画を考慮のうえ、最適な砂防堰堤配置、堰堤形式を決定することを目的とする。
期 間
2024/10/31~2025/06/30
相良港海岸の高潮対策事業は、静岡県第3次地震被害想定結果に基づき、平成8年に事業着手し、津波や高潮から背後施設を防護するための海岸保全施設の改良を実施してきた。
本事業については、静岡県第4次地震被害想定結果に基づき、令和3年度に新規事業採択をし、前回の事業評価から5年が経過することから、「静岡県交通基盤部、くらし・環境部、文化・観光部所管公共事業再評価実施要鋼」に基づき、令和7年度に事業再評価を行う必要がある。
本業務は、令和7年度以降の事業の必要性について、便益、費用、事業の進捗、コスト縮減等の視点から事業便益の算定を行い、事業再評価に必要となる資料の作成を行うことを目的とする。
期 間
2024/12/05~2025/06/30
本業務は、海岸保全施設の資料収集、整理及び点検による現状把握を行い、既存施設の健全度を把握した上で長寿命化計画を策定し、海岸管理者による適切な維持管理に資することを目的とする。
業務箇所:伊東港川奈地区海岸川奈突堤
施設延長:L=165.8m