期 間
2024/11/19~2025/05/30
本業務は岩国土木事務所が管理する橋梁17橋の点検業務である。橋梁点検は過年度調書をもとに前回点検で確認された損傷を確認するとともに、新たな損傷の有無を確認した。現地踏査は、主に水位や近接目視点検手法での橋梁点検車の必要性と交通規制の有無を確認した。これらの情報をもとに、点検手法、点検工程などを計画し発注者に承認を得た。また、点検作業に先立ち、道路使用など必要な許可申請をしたうえでの着手とした。対象橋梁のうち橋梁点検車でも近接不可な箇所は、UAVやロープアクセスを併用して点検を実施した。点検結果は点検調書とその一覧表にまとめた。橋梁診断結果は、発注者との診断協議の上で最終的に決定した。
期 間
2024/10/07~2025/05/30
本業務は、下関市豊田町の木屋川ダム嵩上げ事業に伴い、付替道路のUAVを用いた三次元点群測量を行ったものである。主な内容として、4級基準点測量29点、UAVレーザ測量0.31km2、補備測量0.07km2、三次元地形モデル作成0.24km2、UAV空中写真撮影1.9kmの作業を行った。現地踏査において地形状況を把握し、点群を多く計測できる飛行計画としたことにより、高密度のオリジナルデータを取得することが出来、質の高いグラウンドデータを得ることが出来た。また、補備測量の結果を三次元地形モデルに反映したことにより、詳細設計に利用できるサーフェスモデルを作成することが出来た。
期 間
2024/11/26~2025/05/30
本業務は、岩国市周東町下久原地内に位置する東川の堤防(片岸)について、河川管理施設の点検を行い、現況の施設の健全度を把握するとともに、補修方法の提案を行ったものである。点検箇所は、現地踏査結果及び地元要望を踏まえ、変状の見られる護岸や根固工、床止め、堰などの11箇所を抽出した。点検は目視、その他適切な方法より行い、変状を写真撮影することを基本として、変状の全体的な規模を確認できる全景写真と変状の程度を確認できる近景を撮影した。また、簡易な図面を作成して変状を記録した。健全度の評価はA~Dの4段階で行い、C(予防保全段階)及びD(措置段階)評価の護岸や根固工については補修方法の提案を行った。
期 間
2024/09/13~2025/05/30
本業務は、長門市俵山地内にある一般国道491号の道路改良工事に伴う橋梁工事において、本橋の設計に必要な地質調査を行ったものである。ボーリングは、橋台部で1箇所ずつ実施した。調査数量は、ボーリング2箇所ΣL=25m、標準貫入試験計19回、孔内載荷試験計2回である。地質断面想定図は、地表踏査結果及び調査ボーリング結果に基づき作成した。橋梁の基礎地盤となるN値50以上の岩盤は砂岩を主体とし、A1橋台では深さ8m以深、A2橋台では深さ7m以深に分布することを確認した。橋梁基礎は、杭基礎となることが想定されることから、杭頭付近で各橋台1箇所ずつ孔内載荷試験を実施した。
期 間
2024/04/01~2025/03/31
本業務は、工事監督支援業務を行うことにより監督職員を支援し、徳山本郷線道路改良工事等に係る工事及びその他関連業務の品質確保を図ることを目的とする業務である。令和6年度工事としてトンネル内コンクリート舗装、長大切土法面掘削、橋梁鋼製高欄が施工され、それぞれの施工照査等を実施した。また、工事の契約の履行に必要な資料作成、地元及び関係機関との協議・調整に必要な資料の作成、工事検査等への臨場を行った。打合せ協議を適宜実施し、業務及び工事における問題点の抽出とその対応策、今後の作業予定、就業状況の確認を行った。業務実施報告書、打合せ記録簿、業務計画書、引継ぎ事項記載書等をとりまとめ成果品として納めた。
期 間
2024/07/29~2025/03/31
本業務は、令和4年度の島田川や令和5年度の錦川、椹野川の事例を参考に「厚狭川の河川変状監視手法」に基づき、厚狭川の可動状況を360°カメラ搭載UAVにより連続画像を撮影したものである。
期 間
2024/10/17~2025/03/31
本業務は、従前の道路台帳を行政用と公開用に分けて作成するため、様式の検討を行った。新道路台帳の様式について、各出先の維持管理課にアンケートを行い、結果を取りまとめた。国道490号をモデル路線とし、新道路台帳の作成、告示文書のスキャニング、告示文書管理の一覧表整理を行った。新道路台帳の作成に当たり道路台帳閲覧システムに行政用、公開用を区別するためのシステム改修を実施し、国道490号の新道路台帳を道路台帳閲覧システムに登録した。また昨年度作成した美祢支所の道路台帳を新道路台帳の様式に変更し、道路台帳が作成されていなかったランプの新道路台帳を作成した。
期 間
2024/07/29~2025/03/31
田屋(2)地区では、令和4年度に急傾斜地崩壊防止施設の詳細設計が行われ、吹付法枠工による全斜面対策工が採用されたが、斜面上部で用地取得が困難な土地があることが分かった。このため、本業務では、この用地に影響が及ばないように吹付法枠工の修正設計を実施した。修正設計にあたっては、安定勾配よりも急勾配で切土する必要があったため、安定計算を実施し、不足力を鉄筋挿入工によって抑止する対策を立案した。また、施工に先立ち、当該地区を急傾斜地崩壊危険区域に指定する必要があったため、本業務において指定申請に必要な書類として、急傾斜地崩壊危険区域概況調書や指定平面図等の作成した。
期 間
2024/05/24~2025/03/31
都市計画道路長府綾羅木線の整備により、市道勝山秋根2号線および市道勝山勝谷11号線が南北に分断される。この市道の機能復旧として、長府綾羅木線と交差する取付道路設計を行う。さらに、南北に分断されることによって、交通量の増加が予想される市道勝山勝谷10号線の改良計画の立案を行う。改良計画の立案を行う市道の道路規格は、第4種第4級で、設計速度はV=20km/hである。計画延長はL=0.21kmである。計画道路の幅員は、W=0.5+4.0+0.5=5.0mである。改良計画を立案するに際し、交通量調査を実施した。さらに、関係機関との合意形成を図るための資料として、立案した計画の三次元モデルの作成を行った。
期 間
2024/07/09~2025/03/31
本業務は、山口県で管理しているシステムについて利便性向上のため、以下のシステム開発を行った。道路パトロール業者が登録する災害情報を災害情報共有システムで共有できるようにシステムの改修を行った。国土交通省の#9910からの通報を道路維持管理支援システムに転送・登録し、道路維持管理支援システムアプリ版への通知を行えるようにシステムの改修を行った。道路維持管理支援システムアプリ版で取得する異常箇所と道路パトロール日誌管理システムの連携を図ることで道路パトロール業者の日報等作成時の作業負担軽減、利便性向上を図るためシステムを構築した。