UICコンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2024/07/20~2025/08/29
本業務は、岩国市美和町秋掛亀尾川地内の主要県道岩国佐伯線における道路改良工事に伴い橋梁および箱型函渠(2箇所)の詳細設計を実施した。設計の結果、最適な構造物の形式は以下のとおりとした。橋梁上部工:PC単純プレテンスラブ桁橋(橋長15.9m)、橋梁下部工:逆T式橋台(A1:高さ6.1m、A2:高さ9.1m)、箱型函渠:現場打ちボックスカルバート(1号:長さ17.5m、2号:長さ12.3m)。また、これらの構造物は砂防指定地内に建設されるため、山口県砂防課と協議を行い、構造計画、仮設計画、工程計画の審査を実施した。設計にあたっては、最新の技術基準に加えて砂防技術基準や河川工作物設置許可マニュアルに準拠した計画とした。
期 間 2024/07/20~2025/08/29
本業務は、岩国市美和町秋掛亀尾川地内に位置する主要県道岩国佐伯線について、道路詳細設計及び平面交差点詳細設計を実施するものである。道路詳細設計は、過年度に実施された概略設計及び予備設計により選定されたバイパス計画をもとに、岩国市側の改良済み区間EP付近を起点とし、広島県との県境付近(広島県側計画BP)を終点とする延長L=1.2kmの未改良区間を対象として実施した。平面交差点詳細設計は、現道と計画道路(バイパス)が交差する3箇所について、関係機関協議との協議結果を踏まえた上で実施した。
期 間 2024/07/17~2025/07/31
本業務は、笠佐海岸における海岸保全施設(護岸)の老朽化対策検討に伴う設計業務である。
期 間 2024/11/26~2025/06/30
本業務は、主要県道橘東和線(安高~地家室)の道路改良に伴い新設される、切土法面の予備・詳細設計業務である。対象法面は中生代白亜紀後期の花崗閃緑岩(DL~DH級)および安山岩(CL~CM級)を基盤岩とする。花崗閃緑岩におけるマサの浸食やコアストーンの抜け落ちによる凹凸や、安山岩の亀裂に起因するブロック状の抜け落ち対策として、吹付枠工を選定した。まさ土,亀裂の多い岩における標準法面勾配に基づき切土勾配を設定し、6案で工法比較を行った。比較の結果、安価かつ法面上部の不安定土塊を除去する「1:0.5~1.2切土+吹付法枠工+鉄筋挿入工」を採用した。施工上の留意点として、法面上部は切土幅が小さく人力掘削が想定されたため、安全かつ早期に施工が可能なセーフティークライマー工法を提案した。また、足場幅を4.5mから2.5mに縮減できる軽量ボーリングマシンによる施工を提案し、従来工法とのコスト比較の結果、約9%のコスト縮減が想定される。
期 間 2024/12/18~2025/06/30
本業務は、山口県長門土木建築事務所が管理する一般県道油谷港線において実施された、単独舗装補修(県道・指定)工事に伴い生じた道路改良区間に対する道路台帳の修正業務である。 対象区間は延長0.07kmであり、道路台帳修正(E修正)を実施するとともに、GNSS測量機を用いた基準点2点の設置を行った。
期 間 2024/10/01~2025/06/30
本業務は、山口県が管理する法事坊橋の補修設計業務であった。法事坊橋の主な変状は、アルカリ骨材反応による主桁下面の橋軸方向へのひびわれであり、実体・偏光顕微鏡観察結果より劣化が進行する可能性が高いと推察された。また、伸縮装置の経年劣化や橋面防水層の未設置が確認され、橋面水の供給によるアルカリ骨材反応の進行が考えられた。主な対策は、上部工に対してアルカリ骨材反応の進行抑制を目的として亜硝酸リチウム先行注入型のひびわれ補修工、亜硝酸リチウム併用型の表面含浸工(シラン系)を採用した。橋面に対しては、漏水対策として伸縮装置部分補修工(ゴム劣化取替工法)、橋面防水工(塗膜系)を採用した。
期 間 2024/07/22~2025/05/30
本業務は、主要県道下関美祢線と二級河川厚狭川水系平原川が交差する地点に架設されている江ノ河原橋の架替えに伴う仮設迂回道路及び渡河部仮橋の詳細設計業務であった。迂回路は、橋梁架替工事に伴う施工ヤード範囲及び周辺民家を回避した線形を計画し、迂回道路延長は0.18kmとした。渡河部仮橋は現況河川へ影響しない位置として計画し、仮橋上部工は鈑桁橋L=20.0m、下部工は支持杭方式橋台(H鋼杭)とした。また、橋梁更新位置が既設橋梁と同位置になるため、既設側道橋(単純鋼H型橋、重力式橋台)の撤去設計を行うと同時に、河川管理者・道路管理者と関係機関協議を行い早期合意に向けた調整を図った。
期 間 2024/12/06~2025/04/30
山口県美祢市大嶺町地内にて計画されている砂防堰堤計画に伴って生じる切土の設計・施工に必要な地質データを得るため、地表地質踏査、機械ボーリングならびに標準貫入試験を実施した。本調査地の基盤岩は美祢層群平原層の砂岩・礫岩から構成される。右岸側切土計画位置の地盤状況は、N値≧50のDH級~CL級岩盤が地表付近に分布し、地表面では露頭中に連続した亀裂が確認される。左岸側切土計画位置の地盤状況は、風化の進行したN値<50のDL級岩盤が分布し、層厚は尾根ほど厚くなる傾向がある。右岸側斜面では必要に応じて落石調査や落石対策を検討することが望まれる。また、左岸側斜面では切土施工時は風化層の厚さが変化することを考慮することが望まれる。
期 間 2024/12/06~2025/04/30
急傾斜地崩壊対策工事の設計・施工に必要となる地質データを得る目的で、地表踏査、簡易貫入試験、ボーリング調査、標準貫入試験を実施し、各層別および岩級区分別の地盤定数の設定、標準法面勾配の設定を行い、設計施工上の留意点についてとりまとめた。調査対象斜面にはDL~DM級のマサ土状の花崗岩露頭が分布しており、部分的に流れ目となる節理が発達している。花崗岩の上位には表土および崩積土層が層厚0.4m程度分布している。斜面において不動層はGL-0.4m以深で確認されるが、一部の法肩付近ではG-0.7~1.3mのやや深い深度で確認された。対象斜面の崩壊形態は「表土および崩積土が滑落する表層崩壊」および「流れ目となる節理に沿って岩が滑落する表層崩壊」が想定される。節理に起因する場合、DM級花崗岩でも崩壊する可能性がある。マサ土は地表面の流水によりガリー浸食して表層崩壊が発生しやすいため、施工時には長期放置を避けブルーシート等による被覆処理を行うことが望ましい。また、ボーリング調査中には孔壁の自立性は保たれていたが、施工中の降雨や施工の長期間化で地盤が脆弱化するような場合は十分に留意されたい。
期 間 2024/07/05~2025/04/30
山口県美祢市大嶺町地内にて計画されている砂防堰堤の設計・施工に必要な地質データを得るために、地表地質踏査、機械ボーリング、標準貫入試験および簡易動的コーン貫入試験を実施した。調査結果より、本調査地の基盤岩は美祢層群平原層の砂岩・礫岩から成り、N値≧50のDH級岩盤が支持層となる。基盤岩上位を、未固結層が谷状地形を埋めるように堆積している。谷部では未固結層の層厚が下流側ほど大きくなるため、副堤については基礎の岩着が望めないことを考慮することが望まれる。また、本堤の基礎は岩着が想定されるが、基礎深度に未固結層が分布する可能性が残るため、実際の地盤状況に応じて基礎形式を検討することが望まれる。