期 間
2024/06/10~2025/06/30
本業務は、日野郡日南町上石見地内において計画している砂防堰堤の詳細設計に必要な現地測量及び砂防堰堤の詳細設計を実施したものである。
砂防堰堤詳細設計については、新規事業化時で調査、算出された計画流出土砂量や計画流出流木量等を基に整備率100%以上を満足する堰堤位置、水通し高の検討等を行った。また、別発注業務で実施された地質調査の結果から、地盤の許容支持応力度が本堰堤の支持には不満足であることが確認されたため、地盤改良(基礎工)の検討も併せて行った。
地盤改良の検討においては、必要な改良深度の検討、改良工法の検討を行い、最も経済的で施工的に問題が生じない「中層混合処理工と浅層混合処理工の併用案」を採用した。地盤改良の範囲については堰堤非越流部の構造形式によって変化することから、基礎工を考慮した構造の比較検討を行った。検討の結果、最も経済的であるINSEM-ダブルウォールを非越流部に採用した。
期 間
2024/03/27~2024/12/16
本業務は、鉄筋およびコンクリート、鋼材、伸縮装置、舗装等の劣化診断における計画、調査、測定を行い、劣化原因推定・健全度評価・将来的な劣化予測並びに補修・補強の要否の判定及び対策等を立案し、対策工事に必要な詳細設計を行い、概算工事費を算出することを目的とする。
国道431号の見崎橋(RCT桁橋、L=16.00m)、寄合前歩道橋(非合成Ⅰ橋、L=10.40m)、御崎歩道橋(非合成Ⅰ橋、PCT桁L=13.20m)、樋口歩道橋(PCT桁橋、L=16.70m)、主要地方道淀江岸本線の半田2号橋(I桁橋(FRP床版)、L=6.00m)、県道西伯伯太線の宮ノ前歩道橋(鋼桁橋、L=49.00m)について、近接目視による変状調査を実施した。
補修詳細調査としては、見崎橋、寄合前歩道橋、御崎歩道橋、樋口歩道橋の4橋梁についてははつり調査(見崎橋は除く)、中性化試験、圧縮強度試験(静弾性係数試験を含む)、塩化物イオン含有量試験を実施した。また、見崎橋のみSEM-EDS観察も実施した。宮ノ前歩道橋についてはPCB・鉛・クロム含有量試験を実施した。
補修詳細設計では、損傷度および部材毎の健全性を評価し、劣化・損傷の原因推定、対策の要否検討を行った。主な対策工として、ひびわれ補修、断面修復、表面保護、伸縮目地補修、支承防錆、防護柵補修、床版補修、舗装補修、塗替塗装などの詳細設計を実施し、橋梁毎に補修工事の概算工事費を算出した。
期 間
2023/03/07~2024/03/15
鳥取県管理の砂防河川において補修の必要な砂防設備等を対象とした補修工事を行うことを目的とし、牛子川、寺内川、東谷川の3河川において河川補修(修繕)設計およびこれに付随する現地測量、路線測量、用地測量を実施した。
設計業務では、護岸詳細設計(片岸)および工事用道路設計を実施した。
測量業務では、4級基準点測量、現地測量、路線測量を実施した。
用地測量業務では、公図等の転写、地積測量図転写、土地の登記簿調査、公図等転写連続図作成を実施した。