本業務は,山形県村山総合支庁が管理する(主)山形山辺線 江俣跨線橋,(主)山形天童線 清池跨線橋,(一)十日町山形線 鶴脛跨線橋(上)および鶴脛跨線橋(下)において,過去の点検結果を踏まえ補修設計を行ったものである.補修設計では,過年度の定期点検による「判定区分II」以上の損傷に対して,現地調査結果等を踏まえた各部材の劣化診断,原因推定,健全度評価,補修補強の要否判定及び対策工法の選定を行った.また,JR東日本と関係機関協議を実施し,鶴脛跨線橋(上下)の詳細調査(損傷・寸法確認,塗膜調査)の実施,対象橋梁の補修設計内容,足場計画の事前確認を行った.設計では,関係機関との協議結果を反映した補修設計を行うとともに,清池跨線橋においては,足場計画の基準となる鉄道架線位置を「3Dレーザー計測」により精度の高い復元を行った.本業務で実施した塗膜調査において,現況塗膜に有害物質(鉛,クロム)が確認されたため,湿式による塗装塗り替え,腐食断面欠損部の当て板補修,FRP補修,剥落防止,等を行った.また,国道286号関根橋についても補修工事中に確認された鋼部材板厚減少箇所について,当て板補修設計を行った.