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期 間
2020/03/19~2020/08/31
本業務は、富士宮市小泉地内の(一)富士根停車場線と久遠寺川との交差部に架橋された「富士本橋」と、富士宮市中里東町地内の(一)三沢富士宮線と方辺川との交差部に架橋された「堺橋」の長寿命化を図るための補修設計を実施したものである。富士本橋の現状は、橋長=9.00m、有効幅員=6.00m、上部工は単純鉄筋コンクリートT桁橋で、橋台は半重力式橋台である。また、堺橋は橋長=5.10m、有効幅員=6.55m、上部工は単純鉄筋コンクリート床版桁橋で、橋台は小橋台である。両橋梁共に、剥離・鉄筋露出が顕著であり、橋全体に及んでいる。補修工法は損傷面積より富士本橋が吹付け工法、堺橋が左官工法により断面修復を行った。また、中性化深さ試験より中性化の進行が見られることから、損傷部のコンクリートを撤去後けい酸ナトリウム系による表面含浸工法による劣化因子の抑制を計画した。その他として、桁座に漏水、主桁に浸透水が見られたことから、舗装の打ち替え、防水工(塗膜系防水工)の設置を行い、伸縮装置を設型ジョイントに取り換える計画とした。