期 間
2022/08/23~2023/02/28
令和3年7月に一部崩壊した一般県道富士清水線(沼津市大岡~駿東郡清水町長沢)に架る黄瀬川大橋は、翌月に応急組立橋が設置され、大型車の通行規制を行っている。本業務では、黄瀬川大橋橋梁改築整備(L=99m)の事業効果を把握するため、費用便益比の算定を行い様式にとりまとめた。将来交通量推計は、現状の応急組立橋がある場合と、応急組立橋がない場合、黄瀬川大橋が改築整備された場合の3ケースを行った。応急組立橋ありと比較した黄瀬川大橋整備の費用便益比が1.0を超えることを確認した。また応急組立橋の耐用年数が短いことを考慮し、応急組立橋がない場合と比較した費用便益比も算定し、1.0を大きく超えることを示した。
期 間
2021/08/11~2022/03/15
本業務は、三島市長伏地内にある境川排水機場近隣にて発生する豪雨等による浸水被害の原因・範囲及び、(仮称)狩野川新橋の整備による影響を把握する業務である。
期 間
2021/03/23~2021/07/30
焼津港南防波堤を対象に耐震照査を実施した。本施設は津波に対しても粘り強さが求められる施設である。静的検討では津波に先行する地震動により安定性を確保できないことが確認されたため、より高度な検討手法であるFEM解析による地震応答解析(解析コード:FLIP)を用いて、直接的に変形量照査を行うとともに、防波堤に作用する地震時の底面反力の照査を行うことで、施設の安定性の照査を実施した。
期 間
2020/06/16~2021/03/12
本業務は、狩野川西部浄化センター(分流式、現在処理能力81千m3/日最大)に近接する一級河川高橋川で、堤防破堤等の大規模水害が生じた場合も下水処理機能を確保するために必要となる耐水化対策の基本設計である。想定浸水深は計画規模降雨(L1)と想定最大規模降雨(L2)の2ケースで検討した。浄化センター内の浸水被害の可否を検討した結果、L1洪水時では処理機能への被害は生じないが、L2洪水時で場内最大浸水深1.4mとなるため、下水道機能への影響と被害額を算出した。L2洪水時の耐洪水対策計画(敷地周囲への防水盛土設置、建物防水化等)を策定し、既存の下水道BCP計画に水害対応を追加した。
期 間
2020/07/08~2020/11/16
本業務は、静岡県の重要港湾である清水港において、次期港湾計画の改訂のための環境現況調査(夏季、秋季)を実施したものである。調査項目は、海生生物調査として動植物プランクトン、魚卵・稚仔魚、底生生物、潮間帯生物、砂浜生物、魚介類、藻場調査、陸生生物調査として鳥類(ルートセンサス及び定点調査)、海浜植生調査である。調査時期は夏季及び秋季の2回実施した。過年度の調査結果と比較し、大きな変化がないことを確認した。